大人の風疹ワクチン接種 診療案内へ戻る
風疹について
 風疹は大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどい事が多いとされています。1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
 また妊婦さん(特に妊娠初期)が風疹にかかると、胎児が風疹ウィルスに感染して、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害を特った赤ちゃん(先天性風疹症候群)が生まれる可能性があります。

大人の風疹ワクチン接種
 女性は昭和54.4.2〜昭和62.10.1に生まれた方は、法律の変わり目で予防接種を受けておられない方が多いのです。また男性は20代で10人に1人、30代〜50代前半で5人に1人が風疹の免疫を持っていません。(平成23年調査)
 女性は予防接種を受けた記録のない方は必ずワクチンを接種される事をお勧めいたします。(特に妊娠の予定のある方は絶対に)なお、妊婦さんはワクチンを受ける事が出来ません。またワクチン接種後2〜3ケ月の避妊が必要です。
 男性も風疹にかかると、妊婦さんにうつす可能性もあります。自分と家族、そして周りの人々を風疹とその合併症から守り、生まれてくる赤ちゃんを先天性風疹症候群から守るためにも、これまで風疹の予防接種を受けた事がない方は成人男性でもワクチン接種をお勧めいたします。
 風疹ワクチンを1回接種した人に免疫ができる割合は95〜99%で、持続期間は、およそ15年間経っても抗体価はあまり低下していないという成績が得られていますが、現在は子供の場合の定期接種は2回とされており、2回接種はより高い効果が得られています。

当院での風疹ワクチン接の流れ
 基本的には最初に血液検査にて風疹の抗体があるかを調べます。(診察料2800円 + 検査料 2500円)子供の頃に風疹にかかったから大丈夫と思っていても、実は他の病気であったという事もあるため、安心はできません。抗体が十分あればワクチン接種は必要ありません。抗体がないか、あっても低抗体価の場合はワクチン接種をさせて頂きます。採血結果は4〜5日後となります。ワクチンは在庫があれば(体調がよければ)すぐに打てますが、なければ注文になり翌日または翌々日入荷となります。(ワクチン接種料1回5000円)
 1回接種で前述のようにかなりの効果が得られますが、より確実性を求められるなら2回接種をお勧めいたします。接種後1ヶ月程してから、抗体が出来たかどうかの検査も、希望者のみさせて頂きます。
 ただ、抗体がある人にワクチン接種しても特に害はありませんので、抗体測定せずにワクチン接種だけしてほしいというのであれば、対応いたします。
 なお風疹ワクチンは副反応の少ない非常に安全なワクチンの一つですが、接種後5〜14日に発熱、発疹、リンパ節の腫れ、かゆみなどが数%の割合で見られます。しかし、数日の経過で自然に良くなります。成人女性では、関節痛の頻度が高いようですが、1週間以内に自然に治ります。アナフィラキシー(重いアレルギー)、全身のじんましん、ショックもありますが、非常にまれです。
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